スタジオはまだまだ手直し必要
前のスタジオは音響専門の業者さん。今回は、防音専門の業者さん。ということで、仕上がりに若干の違いを感じております。
スタジオを2回作るからこそわかることもあるかもしれません。
前のスタジオはすごく吸音されていました。生音に近く、ギタリストさんなどは音をかなり吸われていたようです。
出している音そのものなので、足音や手拍子の音はごまかしがききません。
それになれてしまうと、今回のスタジオの音の反響、残響がかなりあって、
いいのか悪いのか、反響音で足音も手拍子もうまく聞こえます。
ダンスの種類によってはそこまで必要ないのかもしれませんが、
フラメンコは繊細なリズムをとるし、音質も微妙なところをこだわるので、
吸音パネルを増設してもらうことになりました。
また、床材。
スタジオは木の床かリノリウムか、というイメージがあると思いますが、
前のスタジオはリノリウムだと思ってましたが、詳しくは長尺シートというものだったようです。
今回、それの2倍の値段のリノリウム(こちらが頼んだわけではないですよ~。業者さんの選択で)
らしいのですが、
ものが良い、ということは傷がつかない。床が強い。→フラメンコシューズが負ける。裏が削れる。削れたゴム素材で床が黒くなる。裸足で歩くと足裏が黒くなる、
という現象が起こっていて、これも、変更してもらいます。
前の長尺シートのほうは、すぐにフラメンコシューズの釘で彫られてしまいます。よって、床より靴のほうが強い。けれども、彫られても12年変えずにいられたわけですから、黒くなるより彫られるほうが良いです。
勉強になりますね。